イワサキ経営スタッフリレーブログ

2026.07.28

焼き芋から見る経済感覚

焼き芋から見る経済感覚

私は昔から焼き芋がとにかく大好物で、あの香ばしい匂いとねっとりとした甘みに目がなく、見かけるとついつい手が伸びてしまいます。かつては冬の風物詩だった焼き芋ですが、今ではスーパーの店頭などで年中いつでも気軽に買えるようになり、私のような焼き芋好きにはたまらない時代になりました。

そしてこの焼き芋、実は鋭い経済感覚や買い物のやりくりを象徴する、非常に興味深い存在でもあるのです。日々スーパーで食材を選ぶ基準は、単に安いかどうかだけでなく、価格に対してどれだけの満足感や栄養価、そして手間の削減が含まれているかという「コスパ(対費用効果)」や「タイパ(対時間効果)」の視点が大きく関わっています。焼き芋は1本200円ほどという非常にお手頃な価格で購入できますが、この金額に対する納得感は想像以上に高いものです。

まず、家で生のさつまいもからあの甘みと柔らかさを引き出そうとすると、オーブンなどでじっくりと1時間近く加熱しなければならず、電気代やガス代といった光熱費に加え、何よりも貴重な時間が奪われてしまいます。それが、プロが絶妙な火加減で焼き上げた最高の状態のものを、お店に行けばわずか200円ほどですぐに手に入れられるのですから、時間とエネルギーの節約という意味でこれほど割に合う買い物はありません。

さらに、焼き芋は立派な一品料理や満足感のあるおやつになり、他のお菓子や惣菜を買い足す必要がなくなります。素材そのものの自然な甘さなので、栄養面でも非常に優秀であり、罪悪感なく食べられる点も高ポイントです。

年中いつでも安定して200円ほどで買えるからこそ、日々の献立や予算の調整弁として賢く活用できます。例えば、ちょっと食費を抑えたい日の主食代わりにしたり、小腹が空いたときのご褒美にしたりと、その時々の家計の状況に合わせて柔軟に取り入れることができます。

1本200円ほどという絶妙な価格設定の中に、美味しさ、調理の手間省き、高い栄養価、そして食べる人の笑顔までが全て詰まっていることを、焼き芋好きな私は知っています。大好物の焼き芋を頬張るたびに、私はその格別な美味しさに感動すると同時に、無駄を省いて最大の価値を手に入れようとする私たち現代人の、スマートで合理的、かつ愛に溢れた生活の知恵と優れたバランス感覚に、深く感心させられるのです。

イワサキ経営グループ 監査部二課 中野藤子

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