イワサキ経営スタッフリレーブログ

2009.11.25

大切なこと ~望月美里~

今、故・松下幸之助氏の「好景気よし、不景気なおよし」という言葉や「人を大切にする」哲学が見直されています。
不景気の真っ只中で何をやっても売れない時代は「売れない時に無理して売ったらいかん」といつも言われていたようです。
売れない時に無理して売ると、必要以上に値下げをしたりして売り方が崩れます。
だから、次に売れるよう種や苗を植えることに力を入れなさい、ということなどが書かれています。
要するに不景気の時は、好景気の時に手の回らなかったことをやるチャンスなのだと、社員に呼びかけていたそうです。
また「不景気の時こそ人を育てる」というのもそのひとつだと書かれています。
そして「好景気には本当の反省はできない」とも言われ、不景気の時こそ今までやってきたことを、根本的に見直す最大のチャンスと捉えていたようです。
今「初心に帰る」とか「原点回帰」とかも言われていますが、好景気の忙しさで失ったものを見直すということなのでしょうか。
そんなことを読んでいたところ、自分自身に置き換えて考えてみるとどうだろうと振り返りました。今まで経験し、学んできたことを実践できているだろうか。
ふと振り返ると、基本的なこと、エチケットマナーであったり、人への気配りであったり、思いやりであったり…色々なことを考えすぎて先ばかり見てしまっていたら、足元の一番大切なものを見落としてしまっているのではないだろうか。
そんな思いがしました。仕事に対してもひとつひとつ丁寧にお客様のことを考え誠実に対応していく。
初心に帰ることが必要なのは企業や経営者だけではなく、私たちひとりひとり。
きっと自分自身を振り返り原点にかえり、今の自分はどうだろうかと軌道修正が必要なのでしょう。
企業もお客様から必要とされる会社であり続けることが重要です。
私個人も家族や友人であったり会社であったり、相手から必要とされるような人間になりたい、そう思います。
ですから、今一度自分自身を振り返り自分に欠けているもの、忘れているもの、一番大なものを見つめなおそうと思います。

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