イワサキ経営スタッフリレーブログ
2025.10.08
年金+αの安心をつくる「新NISA」活用術
人生100年時代、老後の生活設計において「年金だけで足りるのか」という不安を抱える方は少なくありません。特に60代以上の方々にとって、退職後も自分らしい暮らしを続けるためには、「生活費+ゆとり資金」をどう確保するかが大きな課題となります。
そうした中、注目されているのが、2024年から新しくなった「NISA(少額投資非課税制度)」を活用した資産運用と取り崩しの組み合わせです。新NISAは、年間360万円、通算1,800万円までの投資に対して運用益が非課税となる制度であり、老後資金の計画的な活用にも適しています。
たとえば、預貯金や退職金の一部を新NISAで長期的に運用しながら、必要に応じて一定額を取り崩していくという方法があります。たとえば毎月10万円、年間120万円を生活費として取り崩す場合、バランス型や安定運用型の投資信託を活用すれば、資産を守りながら効率的に現金化することが可能です。運用益にかかる税金(通常約20%)が非課税になる点は、大きなメリットといえるでしょう。
ただし、投資には元本保証がありません。リスクを抑える工夫や、現金と運用資産のバランスを考慮した資金設計が必要です。そのためにも、信頼できるアドバイザーと共に、「使いながら殖やす」老後の資産設計を行うことが重要です。
イワサキ経営グループでは、IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)として、新NISAを活用した資産運用や相続・贈与のご相談に対応しています。会計事務所グループとしての強みを活かし、税務やライフプランの観点も含めた総合的なアドバイスを行っています。
老後資金は、「減らさない」ことだけでなく、「上手に使う」ことも大切です。新NISAを上手に活用し、安心とゆとりのある暮らしを実現してみませんか。
イワサキ経営グループ 株式会社アークウェルス
山田 潤一朗