イワサキ経営スタッフリレーブログ

2022.12.16

ロシアのウクライナ侵攻に向き合う

2022年2月24日、ロシアのウクライナ侵攻は誰もが衝撃を受けたかと思います。その前年の年末頃からからベラルーシ国境付近にロシアの戦車や装甲車両が集結している様子がニュース報道や動画配信サービスで伝えられていました。しかし、これはロシアによる政治的な脅しであり、国連安保理の常任理事国が隣国に侵攻するなどありえないと私は考えていました。

侵攻以降、ミサイルの着弾映像、瓦礫と化した集合住宅、モザイクのかかった死体の映像、泣き叫ぶ人々など見るに堪えないリアルなニュース映像に怒りとともに身に迫る恐怖を感じましまた。ロシアの侵攻から毎日繰り返されるショッキングな映像や情報に毎日気が重く、得体のしれない閉塞感、無気力感があました。このような症状は「共感疲労」と呼ばれる心理状態にあるらしく、私だけではなかったと思います。「共感疲労」とは、ウクライナのような悲惨な状況を見て、自分は何も手助けできない、と無力感を感じ、自分が直接の被害を受けたわけではないのに、不眠や抑うつ状態など情緒不安定になることのようです。

しかし、これまでニュース報道や世界情勢を意識できるようになった年齢から、イラク戦争、ボスニ紛争、ルワンダ虐殺、アメリカ同時多発テロなど多くの人々の人権が踏みにじられ、虐殺され、命が失われる場面を報道で目にしてきました。国内にあっては2011年当時、東日本大震災の報道も毎日のように繰り返し報道されていたはずです。なぜ、当時、今回のような「共感疲労」のような症状が現れなかったのか。それは、自分自身が世界や国内で起きている悲劇を直視せず、どこか他人事として思考をコントロールし、心の平穏を保とうとしていたのかもしれません。

個人が直接情報発信できるツイッター、SNS、YouTubeなどの動画配信サービスは、ここ10年間で飛躍的に世界の人々に浸透し、テレビのニュース報道を遥かに超える情報に直面する事になりました。私たちは、戦場で苦しむ民間人、実際に起きている災害現場からのリアルな情報から逃れる事はもはやできない状況にあります。私に今できる事は、感情に左右される事なく、世界各地で起きる戦争、事故、災害などに関する情報から目を背けない事、また、同時にその情報の信憑性や発信者の意図を精査し、正しい情報に対して正しい対応、情報発信をすべきであると考えます。   

イワサキ経営グループ 不動産部門 日宇功太

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