すぐできる!診療所経営工夫アイデア♪

2019.09.10

医薬品、医療機器、それぞれの業界に合わせた仕入れによりコスト削減

第3章 業務効率の向上、人材育成のための工夫

工夫内容

医薬品、医療機器、それぞれの仕入れ先の業界の特徴に合わせた交渉で、支払い方法・支払額を合理化した。

POINT1 導入のきっかけは?

取り扱い高、量とも大きくなってきており、コスト対策が必要になったため。

POINT2 どのように運用しているか?
  1. 医薬品:仕入れが多く、また当月払いのため、単価交渉で安く仕入れている。
  2. 医療機器:中間業者を通さず、メーカーより直接購入で安く購入。
POINT3 どのような効果が出ているか?
  1. 医薬品:(一概に何%とはいいにくいが)、月1,000万円以上の仕入れがあるため2~3%でも十分に効果がある。
  2. 医療機器:医療機器等も即日現金一括購入を行うことで2~3割は安くなっている(他の業者に対しても現金問屋の単価を提示しながら価格交渉を行ったこともある)。

このブログは、医療・福祉経営に特化した全国の職業会計人による協働体、メディカル・マネジメント・プランニング・グループ(MMPG)会員が「職種を問わず、すぐできる!」のコンセプトで収集した事例のうち、より効果的であると思われるものを再集約した究極の「診療所経営工夫アイデア」集です。もちろんMMPG会員たるコンサルタントが実際に関わったケースを基に、わかりやすく編集されております。