すぐできる!診療所経営工夫アイデア♪

2019.06.17

診療までの時間で楽しめるように、キャラクター診察券を選択制に

第2章 患者サービス向上のための工夫

工夫内容

小児の患者向けにキャラクター入り診察券を用意。そのほか、子供広場のスペースをつくり、ぬいぐるみや絵本・遊具で遊んで診療を待ってもらっている。

POINT1 導入のきっかけは?

診察券に興味をもってもらい、通院のきっかけにしてほしい。

POINT2 どのように運用しているか?

キャラクター入り診察券を数種類用意し、好きなものを選べるようにしている。

POINT3 どのような効果が出ているか?

小児は飽きると泣き出しやすいため診療を待ってもらうことに苦労していたが、診察券を見たり、広場でぬいぐるみや絵本や遊具で遊びながら静かに時間を過ごしてくれるようになった。

プラス1

キャラクターシールを絆創膏に貼付し、小児患者の予防接種への恐怖心を緩和

実践ポイント

スタッフの発案により、予防接種後の止血用の絆創膏の上にキャラクターシールを貼付。接種前にシールを見せておくことで、それを楽しみにする小児は、注射への恐怖心が緩和されているようだ)関東/小児科)。

このブログは、医療・福祉経営に特化した全国の職業会計人による協働体、メディカル・マネジメント・プランニング・グループ(MMPG)会員が「職種を問わず、すぐできる!」のコンセプトで収集した事例のうち、より効果的であると思われるものを再集約した究極の「診療所経営工夫アイデア」集です。もちろんMMPG会員たるコンサルタントが実際に関わったケースを基に、わかりやすく編集されております。