すぐできる!診療所経営工夫アイデア♪

2019.09.06

医薬品ごとの在庫管理を徹底し、不良在庫の削減に成功

第3章 業務効率の向上、人材育成のための工夫

工夫内容

医薬品ごとの次の発注の目安となる在庫数を決め、オンデマンド発注を徹底する。

POINT1 導入のきっかけは?

同じ医薬品の保管場所が調剤棚と倉庫の2カ所に分かれており、倉庫にあるのに発注してしまい無駄が出ていたため。

POINT2 どのように運用しているか?
  1. 医薬品ごとに発注の目安の残数を決め、一覧表にする。
  2. 新規に採用した医薬品については、納品用の箱の医薬品名部分を切り取って品名札をつくって箱に入れて保管。
  3. 残数が発注する数になったら、上記医薬品名の札を調剤棚に入れておき、発注担当者が発注する。
  4. 発注後、札を箱に戻す。
POINT3 どのような効果が出ているか?

年間に10万円分ほどあった「期限切れ医薬品」がほとんど出なくなった。

このブログは、医療・福祉経営に特化した全国の職業会計人による協働体、メディカル・マネジメント・プランニング・グループ(MMPG)会員が「職種を問わず、すぐできる!」のコンセプトで収集した事例のうち、より効果的であると思われるものを再集約した究極の「診療所経営工夫アイデア」集です。もちろんMMPG会員たるコンサルタントが実際に関わったケースを基に、わかりやすく編集されております。