すぐできる!診療所経営工夫アイデア♪

2019.09.04

在宅療養患者の自己負担額の徴収方法を効率化

第3章 業務効率の向上、人材育成のための工夫

工夫内容

在宅療養の患者様への集金方法の変更。

POINT1 導入のきっかけは?

コンサルタントの提案(在宅療養の患者様の自己負担金の未収金の防止と、往診時の集金の手間を省くため)。

POINT2 どのように運用しているか?

在宅療養の患者様への往診についての自己負担分の集金方法をその場で回収から講座自動振替(1カ月に1回の引落し)に切り替えた。訪問ノート(カーボン複写式)を使用し、原本とコピーを診療所と患者様双方で保存して1カ月の訪問回数、料金について共有している。

POINT3 どのような効果が出ているか?

患者様とそのご家族に納得していただくまでに2カ月の時間を必要としたが、患者様が小銭を用意する手間も省け、患者様・診療所の双方にメリットがあった。

このブログは、医療・福祉経営に特化した全国の職業会計人による協働体、メディカル・マネジメント・プランニング・グループ(MMPG)会員が「職種を問わず、すぐできる!」のコンセプトで収集した事例のうち、より効果的であると思われるものを再集約した究極の「診療所経営工夫アイデア」集です。もちろんMMPG会員たるコンサルタントが実際に関わったケースを基に、わかりやすく編集されております。